「知らないと損する、境界問題の謎!」
本日は、「知らないと損する、境界問題の謎!」というテーマで、京都地方法務局の筆界調査員や京都市地域の空き家相談員としてもご活躍されている京都土地家屋調査士会名誉会長の山田一博先生に御講演頂きました。土地を客観的に確認できる書類としては、登記簿謄本と公図(地図)がありますが、京都は明治17年に作成された地図のままであり、現在の航空写真と照らし合わせてもほぼ同じことに驚きました。流石、京都!また、自分の土地だと思っていたものに国有地が入っていたり、隣接する不動産の状況によっては境界確認すらできず、販売や分割ができないというお話を聞いて、境界という目に見えないものであるから、「不動産のカルテ」という目に見える形で残しておくことの重要さを改めて考えさせられました。先生、ご講演有難うございました!