『子どもたちの「探究」「深い学び」を育む
~ジュニアタイムズが目指すもの~』
京都新聞社 メディア局 読者交流センター長 ジュニアタイムズ編集長 石﨑 立矢 様
本日は、今年度の社会奉仕事業でお世話になっております京都新聞社の石﨑様をお迎えして、ご講演をしていただきました。
【自己紹介】
平成4年入社、読者交流センターでは新聞社が蓄積してきたデータベースや編集・取材のスキルを学校や会社、地域に役立てるイベントや出張授業を行っている。
【ご講演】
毎月第2日曜のジュニアタイムズに掲載している「私の仕事」に登場する方を7月から京都モーニングRCの皆さんに協力頂いている。
ジュニアタイムズは小中学生が読者層であり、職種や年代・地域など多様な方に登場してもらい、その人を通じて職業観や仕事で工夫している点を学び、モノの見方や考え方を豊かにしてもらいたいと考えている。
様々な職業の方が参加している京都モーニングRCの協力に感謝しており、堀場製作所の出前授業の取組や吉田会長が事務局を務める近畿税理士会の紙面教育がきっかけとなった。
ジュニアタイムズは一昨年の春に創刊し、表現力や判断力の向上など情報活用能力を育み、自分の力で人生を切り開いていくことに活かせるよう取り組んでいる。
また新聞を読み続ける習慣や編集作業を経た情報媒体の持つ力を生活に役立てて欲しいと考えている。
編集では議論を重ねて価値判断を行い、情報を取捨選択して新聞という形に一覧化する。基準は 「命にかかわること」 「暮らしにかかわること」 「地元の人に役立つこと」、紙面やデジタルであっても必要とする人の手元に価値判断した情報を届け、生活に役立てていただくことを願っている。