25年1月30日(木):例会

「新たなる希望の世界へ―龍谷大学のチャレンジ―」

龍谷大学 学長・龍谷大学 名誉教授
入澤 崇 様

本例会では入澤崇様をお招きしてご講演をいただきました。1639年に西本願寺様の僧侶の育成のために開校された龍谷大学は385年の歴史のある大学です。
現在、大学では「新たなる希望の世界へのチャレンジ」として、これからの時代は「連携」(つながり)が大事というテーマのもと、連携してより良き社会を共に創る「共創」へ歩みを進められています。このテーマはもともと仏教の精神にも謳われてきたことであり、色々な分野でのチャレンジにつながっているそうです。
いくつかの取り組みとしては、産業界・金融界・大学が連携して深刻化する社会課題の解決を目指す人材を育成する試みや、仏教の精神とSDGsを結びつける仏教系大学ならではのアプローチでの「仏教SDGs」、京都駅前に学びと暮らしを併せ持つ新しい施設のオープン、障害のある方と健常者が一緒に学び、仕事する機会の発掘、戦争状態のウクライナのキエフ大学からの留学生の受け入れなどいろいろな方向から他者との「つながり」を実感する機会の創出、心の豊かさを感知する学びを大切にされています。創立400年そして未来に向けてますます楽しみなお話でした。入澤様ありがとうございました。