「京都モーニングロータリークラブ
再発見パート1」
久保名誉会員
久保名誉会員より「再発見」をテーマに、当クラブの創立から10年の貴重な歴史についてお話しいただきました。
創立期を振り返って
創立当時のメンバーには、地域の実業家や各界のリーダーが名を連ね、クラブ設立に向けた熱意と期待に満ちた雰囲気が伝わってきました。久保名誉会員は当時の様子を、「一人一人が新しいロータリークラブを作り上げるという使命感に燃えていた」と振り返られました。
組織基盤の確立
特筆すべきは、現在では当たり前となっている予算書の作成です。久保名誉会員自らが手掛けられ、クラブの財務基盤を確立する重要な一歩となりました。この取り組みは、今日もクラブ運営の円滑な運営に大きく関わるシステムです。
伝統の継承
印象深いエピソードとして、チャーターナイトでの「天鐘」の制作があります。姉妹クラブである札幌ロータリークラブに寄贈された経緯は、クラブ間の絆を象徴する出来事として語り継がれています。
変革への挑戦
時代とともに、クラブも変化を遂げてきました。例会日を金曜日から木曜日に変更したこと、会場の移転など、今では当たり前のことが、その時々の状況に応じた柔軟な対応を行ってこられたことを想起させられました。これらの決断には、メンバー全員の理解と協力があってこそ実現できたというお話です。
社会貢献活動の展開
女子サッカーの支援活動の始まりなど、地域に根ざした社会貢献活動のスタートのお話もありました。これらの活動は、ロータリークラブの理念である「奉仕の理想」を具現化するものとして、色々な形として貢献活動が行われている現在に繋がるお話でした。
結びに
久保名誉会員の講話は、特に当時を知らないメンバーにとって初耳なことも多く、また当時から在籍されている方には、クラブの歴史と伝統を再認識する貴重な機会とのお言葉もありました。この歴史を紡ぎ、さらなる発展を目指して参りたいと存じます。